2016年07月12日

「水素水は体にいい」は本当か?

 最近「水素水は体にいい」「驚くべき効果がある」という話題が、大きな注目を集めるようになっています。なかには「病気が治る」「がん治療にも効果がある」という説もあり、物議をかもしているようです。その一方で「水素水の効果はインチキだ」という意見も少なくありません。6月20日には「人への有効性について信頼できる十分なデータが見当たらない」という国立健康・栄養研究所の見解が発表され、現時点での有効性が否定されています。
 それでは水素水には、本当に効果がないのでしょうか。
 「水素水が体にいい」といわれている理由は、細胞を老化させる活性酸素を、水素によって除去できる点にあります。つまり、体は活性酸素によって徐々に「錆び」ていくことで老化するのですが、この活性酸素が除去されれば「錆び」のスピードが低下し、アンチエイジングに効果があるというわけです。
 しかしこの効果を得るには、高濃度の水素を体に取り込む必要があります。しかし一般に市販されている水素水の中には、十分な濃度を確保できていないものも少なくありません。このような観点から見れば、「効果がない水素水」も少なからず存在していることになります。
 その一方で、十分に高い濃度の水素水には、間違いなく健康上の効果があります。コムロ美容外科では以前から「ナノバブル水素水」を取り扱っており、私自身も日常的に愛飲しています。その経験から、「冷え性の人の体温を上昇させる効果」と「アトピー性皮膚炎を軽減する効果」が、実際にあることがわかっています。

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 体温の低い人は、病気になりやすい傾向があります。そのような方の体温を上げることができれば、病気を未然に防げます。またアトピー性皮膚炎では、免疫機構がアレルゲンに過剰反応することで炎症やかゆみが生じますが、その時に大量の活性酸素が発生します。この活性酸素を除去することで、炎症反応を抑えることが可能になります。
 水素の濃度が高ければ、より大きな効果が見込めます。そのためコムロ美容外科では、今年7月から「水の力創造社」という会社の水素生成器「H.Bottole」と、水素吸入器をテスト導入しています。
 H.Bottleは一般的な天然水をボトルに入れ、ボトル内部で電気分解を起こすことで水素を発生させ、水素水を作るというものです。約3分間電源を入れることで、800〜1200ppmの水素水を作ることができます。一般的な水素生成器は300〜400ppm程度なので、極めて高い水素濃度を実現していることがわかります。

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 水素吸入器は、酸素吸入器と同じように「鼻カニューラ」で直接、気体の水素を鼻から吸入するための装置です。水素水よりもさらに高濃度の水素を体に取り込むことができます。

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 この会社では今年10月、お風呂用の水素発生器も発売する計画だと聞いています。つまり「水素風呂」です。その効果に関する検証実験もすでに行われています。そのレポートによれば、一般的な風呂に比べ、ストレス度の低下、生体抗酸化力の向上、疲労の目安となる乳酸値の低下、熟睡度を示す深睡眠時間の増加、といった効果が得られたといいます。
 このように水素水には、健康状態を改善する様々な効果が見込めます。「がん治療に効果がある」というのは言い過ぎだと思いますが、「水素水の効果はインチキ」ということはないと確信しています。国立健康・栄養研究所が指摘する「十分なデータが見当たらない」という状況も、今後数多くの取り組みによって改善していくでしょう。健康法に関する情報は、これまで様々なものが登場し、廃れていきましたが、水素水はこれからも注目に値する存在であり続けると思います。
 なお前述の水素吸入器は、コムロ美容外科 銀座院に設置しています。本格導入するかどうかはまだ検討中ですが、7月末までは置いてありますので、興味のある方はぜひ当院までご連絡ください。

posted by コムロ美容外科 at 16:00 | アンチエイジング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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