2008年02月19日

シワ取り効果を高める組み合わせ

2月7日、UMKテレビ宮崎の
「UMKママ感情報PAKUPAKU」
に出演し、話をしてきました。
(放映は翌日の2月8日でした。)

Fig_4

話のテーマは“効果的なシワ取り”です。
シワ取りの方法としては、
ヒアルロン酸注入やACR療法、フラッシュランプ、
ボトックス注入などがあるのですが、
これらを併用することで
より高い効果が得られることを
紹介させていただきました。

例えば眉間や額、目尻のシワを取る場合、
ヒアルロン酸注入を行うのが一般的です。
ヒアルロン酸は注入後、徐々に少なくなっていき
だいたい1年くらいで効果が失われます。
しかしここにボトックス注入を併用すると
ヒアルロン酸が少なくなりにくいのです。

なぜボトックス注入にこのような効果があるのか。
それはボトックスを注入すると
筋肉神経が遮断され、筋肉の動きが止まるからです。
筋肉の動きが激しいと、ヒアルロン酸は
まわりの組織に拡散し、吸収されてしまいます。
しかし筋肉の動きが止まれば
拡散・吸収が軽減して
高い保湿効果を発揮し続けます。
ボトックスの効果が持続するのは
3〜6ヶ月程度なのですが
単独でヒアルロン酸を注入するのに比べて
はるかに高い効果を得ることができます。

下眼瞼や目尻のシワ、ほうれい線に対しては
ヒアルロン酸とACR療法の組み合わせが効果的です。
最近ではACR療法のことを
「PRP皮膚再生医療」と呼ぶことも多いのですが
どちらも内容は同じです。
PRPとは血小板血漿のこと。
詳しくはこのブログの過去エントリーにある
『肌の細胞が若返る「ACR療法」』
をご参照ください。

この組み合わせの場合には、
まずヒアルロン酸をシワやくぼみにそって注入し
その後、ヒアルロン酸注入部分を囲むエリア全体に
PRP(血小板血漿)を打っていきます。
ここでのポイントは、
ヒアルロン酸は真皮部分に対して注入するのに対し
PRPは真皮の下の皮下部分に打つということです。

ヒアルロン酸は真皮に直接作用させるため
真皮に注入する必要がありますが
PRPも同じ深さで打つと、
いったん注入したヒアルロン酸が
針を通って逆流するケースがあるのです。
そこでPRPを打つときには
ヒアルロン酸よりも深い位置にして
真皮の裏側から作用するようにします。
こうすることで相乗効果が発揮され
効果が続く期間も長くなるのです。

『ヒアルロン酸にもいろいろあります』
でもお話ししたように、
ヒアルロン酸には従来の粒子タイプと
新たなゲルタイプがあります。
私がお勧めしているのはゲルタイプです。
粒子タイプは注入直後にみみず腫れのようになり
その後時間が経過すると結晶化し
粒子が表皮の上に顔を出します。
そのため下眼瞼のように
細かいシワには使えないのです。
これに対してゲルタイプのヒアルロン酸は
みみず腫れのように盛り上がることもなく
自然な形で周りに広がっていき
結晶化することもありません。

ヒアルロン酸とPRPの組み合わせに加えて
ジェネシスやタイタンもご利用いただくと
さらに高い効果を得ることができます。
ジェネシス/タイタンに関しては
『美容外科のスキンケア』をご参照ください。

このようにシワ取りを行う場合には
単独の施術だけではなく、
複数の施術をうまく組み合わせると
高い効果が得られます。
ぜひお試しいただきたいと思います。

ちなみに番組での私の持ち時間は3分程度。
短時間でこれだけの説明を行うのは
なかなか骨の折れる仕事でした。
きちんと視聴者の皆さまに
内容が伝わっていればいいのですが・・・



posted by コムロ美容外科 at 14:30 | 若返り(しわ、たるみ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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