2008年03月11日

脱毛最前線

前回は「フェイシャルケア最前線」ということで
「フォトRF」を取り上げました。
今回はその続きです。
前回もちょっとだけ触れていますが
「フォトRF」で脱毛もできるのです。

脱毛の歴史は非常に古く、
一説によれば紀元前4000年にまで
遡るといわれており、
その方法も実にさまざまです。
紀元前まで歴史を遡らなくても
ワックスを使った方法や、
電気やニードルを使った方法など
多様な手法を挙げることができます。
しかし最近の主流はなんといっても、
光脱毛とレーザー脱毛でしょう。
これらは10年ほど前に登場し、
数多くのエステやクリニックが使用しています。

光脱毛は主にエステが使用している手法で
皮膚に光を当てることで毛根の働きを止めます。
ただしこの方法では、効果が表面だけに限られ
ちょっと深いところの毛根には効果がありません。

レーザー脱毛は光脱毛をより強力にしたもので
半導体レーザーの光で毛根を破壊します。
光脱毛に比べて効果は大きいのですが
かなりの痛みを伴うという問題があります。

またレーザー光は色素に作用する性質があるため
産毛や白髪といった色の薄い毛には
あまり効果がありません。
日焼けなどで皮膚にメラニンが多い状態では
皮膚のメラニンにレーザー光が作用してしまい
脱毛効果が得られないこともあります。
さらに、皮膚の奥にまでは届きにくいため
深いところから生える毛にも
あまり効果が期待できないのです。

さらに、治療期間が長くなるという問題もあります。
毛には、発毛→成長→休止を繰り返す
毛周期という時間的な周期があるのですが
レーザー脱毛は成長期の毛にしか作用しません。
そこで毛周期に合わせて3〜5回ほど
施術を行う必要があるのですが
完全に脱毛するまで1年ほどかかってしまいます。

このような問題を解決しているのが
「フォトRF」を使った脱毛です。
この方法は前回ご説明したように
光と高周波を組み合わせて使うことで
より高い効果を発揮するというものです。

脱毛の原理も、レーザー脱毛とは少し異なります。
レーザー脱毛の場合には
光のエネルギーが直接毛根に作用します。
「フォトRF」でも光のエネルギーを使いますが
これに高周波のエネルギーを組み合わせ
発生する熱によって毛根の働きを止めます。
実は毛根は高周波を通さない性質があるため
電流に対する抵抗のような働きをし
毛根の周りに熱が集中しやすいのです。
もちろんコンタクトクーリングを同時に行うので
高い安全性が確保されています。
痛みもほとんどありません。

最も注目すべきポイントは
色素の影響を受けない点です。
そのため産毛や白髪にも効果があり
皮膚のメラニンが多くても大丈夫なのです。
さらに高周波エネルギーは皮膚の奥にまで届くので
深いところから生えている毛も脱毛できます。

1回の施術で作用する毛根の範囲が広いため
完全脱毛までの施術回数が少ない点もメリットです。
レーザー脱毛が3〜5回だったのに対し
「フォトRF」では2〜3回の施術でOK。
そのため治療期間も半年程度と
レーザー脱毛の半分程度に短縮されます。

レーザー脱毛と「フォトRF」の比較を
簡単にまとめると、下の表のようになります。

Fig_5

なお、あまり知られていないようですが
レーザー脱毛は季節によって
使いにくいケースがあります。
例えば夏場に紫外線を浴びて
皮膚のメラニンが多くなる時期には
脱毛効果が小さくなる上、
皮膚のダメージも大きくなります。
このような時期にレーザー脱毛を行うのは
できるだけ避けるべきです。
これに対して「フォトRF」は
メラニンの影響を受けないので
季節を問わず使うことができます。

最初に述べたように
現在の脱毛の主流は光脱毛とレーザー脱毛であり
クリニックではレーザー脱毛を行っているところが
現在でも数多く存在します。
しかし私に言わせれば、
レーザー脱毛はすでに“過去の手法”です。
「フォトRF」という新しい手法を使えば
短い時間と期間で高い効果を発揮する上
痛みも少なく安全に施術が行えるからです。

脱毛は手法が多種多様なので
どれを選ぶべきか悩んでいる方も多いと思います。
まずは現時点の“最前線”をお知りになった上で
最適な方法を選択されることをお勧めします。

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posted by コムロ美容外科 at 14:37 | 医療脱毛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする