2008年09月16日

陰茎増大

今回は陰茎増大術です。これに関してもすでに「韓国 Mediforman 訪問記〜その2」「再生医療(陰茎増大:陰茎脂肪注入法」で一部の施術について述べてきましたが、今回は現在どのような陰茎増大術が存在するのか、整理して紹介したいと思います。

1.フィラー注入法

前回の「亀頭増大」の1番目でも「フィラー注入法」を取り上げましたが、これも同様の施術です。陰茎増大術では包皮の 下にフィラーを注入します。フィラーとしては、レスチレンサブQ(SUB-Q)、アクアミド、そして前回同様ヒアルロン酸である麻酔入りジュビダームをお 勧めします。

SUB-Qはヒアルロン酸の一種で、ゲル粒子が大きいという特長があります。一般的なヒアルロン酸の10〜100倍という粒 子であるため、まわりの組織に吸収されにくく、増大効果が持続しやすいというメリットがあります。ただし持続期間は2〜3年というところです。比較的細い 針で注入できるため、施術は比較的簡単です。そのためクリニックにフラッと寄って気軽に施術を受けることができます。

一方のアクアミド は、水分97.5%、ポリアクリルアミド2.5%という組成をもつ物質です。これはソフトコンタクトレンズと同じものです。使用する針はSUB-Qよりも 若干太いのですが、後述する脂肪注入法に比べれば細い針なので、これもやはり施術は簡単です。アクアミドはまわりの組織に吸収され難いため、SUB-Qよ りも長期間持続します。過去のデータによれば、平均で6年2ヶ月持続することがわかっています。

2.脂肪注入法

亀頭増大の脂肪注入法と同様に、患者さまの下腹部や内股の脂肪を取り出し、特殊なガーゼで良質な脂肪だけを選別した上で、流動性を高めてから陰茎の包皮下に注入する方法です。やはり2〜3週間くらいで脂肪細胞の10〜30%が生着し、その後は一生効果を持続します。

この施術も亀頭増大の脂肪注入法と同様に、コムロ美容外科・歯科では20年くらい前から行っています。注入には比較的太いハリを使う上、脂肪の注入量や注入場所を的確に判断する必要があるため、かなりの経験とテクニックが求められることも同じです。

3.脂肪注入+PRP再生法

これも亀頭増大の脂肪注入+PRP再生法と同様の施術です。脂肪注入を行う前にPRP(血小板血漿)を混ぜてから注入することで、細胞を活性化させ、脂肪細胞の定着率を60〜70%にまで高めます。

これもコムロ美容外科・歯科では昨年から行うようになりましたが、他のクリニックではほとんど行われていないはずです。なおこの施術の詳細については「再生医療(陰茎増大:陰茎脂肪注入法」で紹介しています。

4.イノポール-D再生療法

韓 国REGEN社が韓国科学技術院(KAIST)の特許技術を活用して開発した「イノポール-D」を使用した陰茎増大法です。イノポールはインプラント材の 一種なのですが、この中に体液が浸透して最終的には本人の細胞と置換されてしまうという、非常に画期的な特長を持っています。インプラントというとねじ式 のものが一般的ですが、イノポールは従来のインプラントの常識を覆すものだといえます。イノポール-Dはその中でも、特に陰茎増大用に開発されたものなの です。

イノポール-D再生療法では、亀頭に近い部分の包皮を輪切りにするイメージで白膜の上層部を切開し、陰茎の周りの包皮をいったん剥離してからイノポール-Dを移植、その後また包皮を戻して切開部分を縫合します。

Fig_66

メスを必要とする施術であり、それなりに手間もかかります。しかし施術自体は極めて安全であり、適切に切開・剥離を行えば、出血もまったくありません。この施術だけなら60分程度で終了します。

この施術には3つの特長があります。

まず第1は、定着率が極めて高いことです。イノポールは2ヶ月かけて真皮細胞が浸透し、イノポールそのものと置換されていきます。そのため施術直後の太さが、ほぼそのまま維持できるのです。

第 2は自然な仕上がりになることです。フィラー注入法や脂肪注入法は、液状のものを注入するため、施術そのものは比較的簡単に行えます。しかし液状のものは 均等に入れることが難しく、入れた後に流動するという問題があります。特に陰茎のように下着に圧迫される部分は変形しやすく、アフターケアが難しくなりま す。しかしイノポール-Dはこのような問題がありません。

そして第3が、体内に異物が残らないことです。シリコンインプラントではどうしても体内に異物が残るのですが、イノポール-Dは真皮細胞と置換されながら分解されていくので、最終的には患者さま自身の細胞しか残らないのです。

なおイノポール-D再生療法は、国内ではコムロ美容外科・歯科でしか行われていません。

この施術の紹介は「韓国 Mediforman 訪問記〜その1」「韓国 Mediforman 訪問記〜その2」でも行っているので、上記エントリーもあわせてご参照ください。

以上見てきたように、陰茎増大にもいろいろな手法があることがおわかりいただけると思います。

持続性よりも手軽さを求めるならフィラー注入法がいいでしょう。コムロ美容外科・歯科でもフィラー法を行っています。

逆に持続性や仕上がりの自然さを求めるなら、脂肪注入+PRP再生法やイノポール-D再生療法がおすすめです。

目的に応じて施術を選択できる。陰茎増大はすでに、このような時代に入っているのです。

posted by コムロ美容外科 at 16:23 | 男性泌尿器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする