2008年10月14日

ミニマムカット法

前回は二重まぶたの施術として、現在でも多くのクリニックで一般的に行われている「埋没法(クイック法)」と、その問題を改善するために私が開発した「マイクロカット法」を紹介しました。

しかしいずれの方法も糸で二重ラインの癖を付けるという点では同じであり、いつ一重に戻るかわからないという問題を抱えています。この問題を根本から解決した画期的な方法が、今回紹介する「ミニマムカット法」です。

ミニマムカット法では、まず二重の予定ライン上、中央部分を1cmほど切開します。そして二重ラインと下眼瞼下縁の間の組織の一部を取り除きます。さらに二重ラインの部分を透明な糸で押さえ、この部分を癒着させることで二重まぶたにします。

癒着によって二重にする方法なので、いったん癒着してしまえば、あとは一生、二重まぶたの状態が続きます。

ミニマムカット法のメリットはこれだけではありません。あらかじめまぶたの余分な組織を取り除いておくので、すっきりとした二重になります。もちろん糸の結び目が盛り上がって見えることもありません。

また、埋没法(クイック法)で幅広の二重を作ると、まぶたの盛り上がった部分の弾力のため、長いラインが作りにくいという問題がありますが、ミニマムカット法ならこの問題もありません。幅広でも長い二重ラインを作れるのです。

切 開するというと、多くの方が傷跡のことを気にされますが、現在のテクニックを使えば「切った方が目立たない」くらいです。特にミニマムカット法では二重の 予定ラインに合わせて切開を行うので、どこを切開したのかまったくわからなくなります。むしろ埋没法(クイック法)でできる糸の結び目の方が、はるかに目 立ちます。

下の写真はミニマムカット法の施術例です。きれいで自然な二重に仕上がっていることがおわかりいただけるはずです。

Fig_73
(施術前)
  ↓
Fig_74

ミニマムカット法には応用が利きやすいというメリットもあります。腫れぼったいまぶたを脂肪除去ですっきりさせたり、眼瞼下垂の治療にも使えるのです。

前 回、タレントの方は「クイック法はやりたくない」とおっしゃるという話をしましたが、ミニマムカット法にはご満足いただいています。私自身も一部の例外を 除いて、基本的にミニマムカット法をお勧めしています。ミニマムカット法なら、芸能人のような二重まぶたを作ることも可能です。

ただし、 お子さんが親御さんに連れられて二重まぶたにする場合には、埋没法(クイック法)やマイクロカット法をお勧めしています。これらの方法は抜糸することで元 に戻せるので、お子さん本人が大きくなってから元に戻したいと思った場合でも、比較的簡単に対応できるからです。

また「試しに二重にしてみたい」という患者さまの場合も、埋没法(クイック法)やマイクロカット法をお勧めしています。理由はお子さんの場合と同じです。

しかしこれから一生二重でいたいという方、それもすっきりとした美しい二重をお望みの場合には、ミニマムカット法が最適だと思います。



posted by コムロ美容外科 at 16:37 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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