2008年12月02日

ケミカルピーリング&サリチル酸ピーリング

いよいよ12月、今年も押し詰まってきました。年末といえば大掃除ですが、いっしょにお肌の大掃除もいかがでしょうか。

と言うわけで、今回のテーマはケミカルピーリングです。

お肌は一定のリズムでターンオーバー(新陳代謝)を行い、繰り返し生まれ変わります。しかし紫外線によるダメージやお肌の乾燥、不規則な生活によるストレ スなどによって、このリズムが崩れることも少なくありません。ターンオーバーのリズムが崩れると、皮膚の表面に古い角質が蓄積し、肌のきめが粗くなりま す。そして手触りがごわごわになり、肌の色もくすんでしまうのです。また毛穴の出口が古い角質でふさがってしまうと、ニキビの原因にもなります。

ケ ミカルピーリングとは、化学薬品を皮膚の表面に塗布することで古い角質を落とし、お肌のターンオーバーを正常化させる施術です。これによってお肌のコラー ゲン合成も促進され、柔らかく張りのあるお肌が再生します。定期的にピーリングを繰り返すことで、ニキビなどのトラブルを解消できる上、より美しい健康的 なお肌を保つことも可能になります。

ここで問題になるのが、どのような薬品をどのような濃度で使用するかということです。

ケ ミカルピーリングは約10年前にアメリカからやってきた施術であり、当時は高濃度の化学薬品を使用していました。そのため日本人の肌には強すぎて、熱傷を 起こす等のトラブルが頻発していました。その後日本では、この薬品を希釈して使用するようになります。当初は50%程度だった濃度を25%に希釈し、さら に5%ずつ希釈していって、最終的には10%程度にまで下がっていったのです。

しかし薬品を薄くすれば、効き目も下がります。そのためク レームの多い施術でもあったのです。私自身は「薬品をメインに使う施術は信用できない」という考えだったので、この頃はケミカルピーリングは行っていませ んでした。しかし最近では使用する薬品も進歩し、複数の薬品を組み合わせることで「低リスクで高い効果」を得ることも可能になっています。そこで最近に なって、ケミカルピーリングをサービスメニューにラインアップすることにしました。

コムロ美容外科・歯科で提供するピーリングは、大きく 2種類あります。ひとつは「AHAピーリング」と呼ばれるフルーツ酸を使った施術です。当院ではそのフルーツ酸の一種であるグリコール酸をpH3.2に調 整した薬品を使用しています。これは古い角質を、全体的に落とす効果があります。つまり「お肌の汚れ落とし」です。

もうひとつは「BHS ピーリング」と呼ばれるサルチル酸を使った施術です。これはピーリングの中でも比較的新しいもので、ニキビや毛穴のつまりを改善できるという特徴がありま す。サリチル酸は脂分と馴染みやすいので、毛穴の奥までしみこんで、中の汚れを取り除いてくれるのです。

ひとことでピーリングといって も、使用する薬品によって効果はかなり違います。そのためこれらを併用すると、相乗効果を得ることができます。まずAHAピーリングで汚れ落としを行い、 サリチル酸で毛穴の奥の汚れやニキビを改善するのです。これらのピーリングを行った後でレーザー照射を行うと、さらに大きな効果が得られます。

こ のようにケミカルピーリングは10年前に比べて大きな進歩を遂げました。施術も複数種類あり、それぞれ異なる特徴を持っています。ここで重要なのは「どれ かひとつを選ぶ」ことではなく、それぞれの特徴を理解した上で「上手に組み合わせていく」ことです。実際に当院でも、これらを組み合わせることで、高い効 果を得られています。

新年はきれいなお肌で過ごしたいものです。あなたもぜひ、お肌の大掃除をしてはいかがでしょうか。



posted by コムロ美容外科 at 17:26 | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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