2010年04月13日

ムン・スンホ先生、宮崎院ご来訪(2)

 前回の続きです。3月5日に韓国「Mediforman」の文先生が来日したのですが、そのもうひとつの目的とは、中国での共同事業の打診でした。

 「Mediforman」は2年前に瀋陽への進出を果たしており、男性泌尿器専門のクリニックを開設しています。しかし最近ではご夫婦でいらっしゃる方が多く、ご婦人向けの美容整形に対するニーズも高まっているというのです。文先生自身は隔週で瀋陽に出向いて施術を行っているそうなのですが、残りの週で女性向けの美容整形施術を行わないか、というお話なのです。

 瀋陽はソウルから近く、北京語と韓国語の両方を話せる方が多いといいます。都市の規模も、総人口が700万人を超える大都市です。文先生によれば「美容整形の技術はまだ日本や韓国に比べて遅れており、十分に大きなチャンスがある」とのこと。私にとっても魅力的な提案だといえます。

 ただし不安な側面がないわけではありません。私自身、中国でのオペの経験がないからです。

 また2005年に発生した反日デモの記憶もあります。私はこの時期に日中美容外科学会から招待を受けて、上海で豊胸術のライブサージェリーを行う予定でした。この時のライブサージェリーは、大学の階段教室をオペ室にして、数多くの方が見られるような状態で施術を行うというものでした。しかし直前に反日デモが発生したため訪中を諦め、結局は実現しなかったのです。

 もちろん招待を受けたことは、私の名前が中国でも知られていることでもありますから、中国展開のチャンスは大きいと思います。2003年頃に韓国の研究会で発表を行っているので、ここから名前が知られるようになったのかも知れません。

 いずれにせよチャンスは常にリスクと裏表の関係にありますので、私としても慎重に話を進めていきたいと考えています。4月23日には瀋陽のクリニックを訪問して、向こうの状況を確認する予定です。

 その様子はまた次回レポートしたいと思います。

posted by コムロ美容外科 at 16:00 | 男性泌尿器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする