2010年05月11日

中国・瀋陽訪問記(2)

 前回のエントリーでは観光の話ばかり紹介しましたが、今回の瀋陽訪問の目的はあくまでも、中国進出を検討するための視察にあります。視察させていただい たのは、市の中心部にある「瀋陽博仕男科医院」と「杏林美容整形医院」です。瀋陽市民であればほとんどの人が知っている、有名なクリニックだということで す。

 下の写真は「瀋陽博仕男科医院」のパンフレット。中央のパンフレットの写真が医院の経営にも携わっている院長先生です。「瀋陽博仕男科医院」は男性泌尿器科の専門医院なのですが、その中に陰茎増大術を行うフロアがあり、今回の瀋陽訪問のきっかけを作ってくださった「Mediforman」の文先生も、そこでオペを担当されているそうです。

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 一方「杏林美容整形医院」は女性向けの美容整形を専門に行っています。こちらを経営されているのは「瀋陽博仕男科医院」院長のお姉さまということで、姉弟でクリニックを開業していることになります。

 さて、この2つのクリニックを訪問してまず驚いたのが、建物の大きさです。8階建てのビルが2棟建っており、一方が「瀋陽博仕男科医院」、もう一方が「杏林美容整形医院」なのです。これだけ大規模な美容整形クリニックは、日本ではあまり見かけません。まるで総合病院のようです。

 入り口には私たちの訪問を歓迎する真っ赤な横断幕が掲げられており、多数のスタッフによる熱烈な歓迎を受けました。写真撮影はもちろんのこと、ビデオ撮影のスタッフもいて、その歓迎ぶりに圧倒されました。

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 私たちはまずミーティングルームに通され、クリニックの説明を受けたのですが、このミーティングルームにも驚かされました。非常に広く、調度品も豪華だったからです。部屋の中には木彫りのテーブルと椅子が並び、正面の肘掛け付きの椅子は1脚200万円もするものだということ。私は院長先生と並んで座らせていただいたのですが、ほんとうに贅沢な心持ちでした。日本のクリニックでは、まずお目にかかれない風景だといえるでしょう。

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 院長先生のお話によると、このふたつのクリニックがスタートしたのは1998年。別の場所で開業し、4年前にこのビルに移ってきたのだといいます。売上金額は、「瀋陽博仕男科医院」が月間4〜5000万円程度で、「杏林美容整形医院」はその2倍だということ。「杏林美容整形医院」を経営されているお姉さまはなかなかのやり手で、「瀋陽博仕男科医院」の院長先生は頭が上がらないとおっしゃっていました。なお今回は通訳が間に2人入っており(中国語→韓国語→日本語)、伝言ゲームのような状況だったため、細かい数字には間違いがあるかもしれません。

 ミーティングの後は院内見学です。ビルの中はフロア毎に科が分かれており、受付もそれぞれ用意されています。建物の中は非常に近代的で、設備も整っているようです。

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 「瀋陽博仕男科医院」の院長先生からは、このクリニックが以前に入っていた建物がまだ空いているので、そこで開業しないかというご提案をいただきました。韓国や日本の進んだ技術を積極的に取り入れていきたいというのが、先方のご意向のようです。「Mediforman」の文先生が招かれたのも、男性器に関する先進技術を受け入れるためだということです。

 ただ、その建物は3階建てなのですが、外から見る限りかなり古いもののようでした。また設備がどうなっているのかも今回は確認できませんでした。まずは図面をいただいてから検討に着手しなければなりません。

 前回申し上げたように、瀋陽はこの8年で急速な成長を遂げています。非常に大きなチャンスがある場所ですが、ちょっとバブル気味だという印象もあります。このようなことは現地に行ってみないと、なかなか肌で感じることはできません。

 なお今回の瀋陽訪問は、地元の新聞である「遼審晩報」と「華商晨報」に取り上げられました。私は中国語が読めないので細かい内容はわかりませんが、かなりの期待が寄せられているようです。

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 実際に瀋陽にクリニックを開くかどうかはこれから慎重に検討する必要がありますが、いずれにしても非常にいい勉強の機会が得られたと思っています。

posted by コムロ美容外科 at 16:00 | 交流活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする