2010年08月10日

上海へ行って来ました(1)

 6月から7月にかけて合計2回、上海へ行って来ました。以前にも少しお話しましたが、私は中国での美容クリニックには将来性があると思っています。しかしその一方で、私自身が中国で施術を行うことについての不安もありました。今回の上海行きはこの不安を払拭し、具体的な"第一歩"を踏み出すためのものです。

 それでは何が不安要因なのでしょうか。まず第1は言葉の問題です。いま現在の私は中国語が話せませんので、これはどうしてもひとつの壁になります。日本語を話せる優秀な現地スタッフが欠かせません。

 第2は日本の機材や薬剤などが中国で使えるのかということです。私が日本国内で行っているレベルの施術を行うには、中国でも同様の設備と資材が求められます。例えば効果の持続するクオリティの高い豊胸手術を行うには、ぜひともコヒーシブシリコンバッグ(商品名 マックガンコムロ)を使う必要があるのです。中国に海外の物品を持ち込んで使用するのは難しいという話を聞いたことがあるので、これも大きな不安要因です。

 そして第3が中国の医師免許を取得できるのかということです。私は以前、中国の医師免許取得について、厚生労働省や中国大使館に問い合わせをしたことがあります。しかしいずれも「よくわからない」という回答でした。他のビジネスに関しては事例も多く、アドバイスも可能なのだそうですが、医療関連のビジネスについてのアドバイスは難しいということでした。

 これらの不安を払拭するきっかけになったのが、中国で仕事をされている日本人歯科医師を、知人から紹介されたことでした。彼は7年前から上海で、一般歯科やインプラントの施術を行っているというのです。そこで5月のゴールデンウィーク中にこの歯科医師の先生にお会いし、医師免許の取得方法等についてお話を伺ったのです。お話を聞いて「中国には期待が持てる」と確信しました。またこの時、「一緒に中国でやらないか」というお話もいただきました。彼は現在、上海のとあるクリニック内に歯科診療ブースを用意してもらい、そこで診療や施術を行っているのですが、以前美容整形を担当していた医師がそこを辞められて、ブースが空いているというのです。

 このお話を受けて私は早速、上海に出向くことにしました。出発は6月24日の10時25分。羽田から飛び立ち、12時半に上海虹橋国際空港に到着します。そして日本人歯科医師からお話をいただいたクリニックを視察したのです。

 私の最大の関心事は、本当にここで手術ができるのか、ということでした。つまり十分な設備があるのか、足りない設備を補うにはどれだけの投資が必要になるのかを見極めたかったのです。私が見る限りでは、十分な設備とはいえない状況でした。診察のためのデスクやベッド、レーザー治療器などはあるのですが、それ以上の施術を行うにはさらに機材を追加する必要があります。しかし日本人スタッフが在席しているため、言葉の不安はなさそうです。

Photo

Photo_2

Photo_3

 またクリニック側からも「中国では日本や韓国の美容外科のレベルの高さが認識されており、日本人医師は喜ばれる」という話を伺いました。これなら本格的にやってみる価値はある。25日夜にはそう確信していました。

 帰りは6月26日、13時50分に上海虹橋国際空港を飛び立ちます。明るい展望を得て、1回目の上海訪問を終了したのです。

posted by コムロ美容外科 at 16:00 | クリニック関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする