2011年06月14日

小ジワ解消に効果がある「活性ヒアルロン酸」

 今回は「活性ヒアルロン酸」をご紹介します。これは従来のヒアルロン酸とは、全く異なる発想で開発されたものです。 一般的なヒアルロン酸は、生体組織に吸収されにくい構造に加工されています。この加工処理を「架橋」あるいは「クロスリンク」といいます。ヒアルロン酸は各社から様々なものが販売されていますが、それらの技術的な差は「どのようにクロスリンクを行うか」という点に集約できます。ヒアルロン酸を販売している会社は、このクロスリンクの技術を競い合っているのです。

 クロスリンク処理を施されたヒアルロン酸は、非常に大きな分子量を持つ「ポリマー」という分子になります。このような分子は生物学的には「不活性」であり、生体組織内の物質と化学反応を起こしません。だからこそ注入後も真皮内に残り、シワやタルミの解消に効果があるのです。(クロスリンクについては「ヒアルロン酸にもいろいろあります」をご参照ください)

 これに対して「クロスリンクを行わない」という発想で開発されたのが、活性ヒアルロン酸です。

 活性ヒアルロン酸はその名が示すように、生物学的に「活性」、つまり生体組織内の物質と化学反応を起こす能力があります。ヒアルロン酸本来の機能を果たすことで、皮膚内でのコラーゲンやエラスチン、生体組織そのものが生み出すヒアルロン酸の生成を促すのです。

 注入すると生体組織内に浸透していくので、クロスリンク処理を行ったヒアルロン酸とは異なり、タルミや大きなシワを解消することはできません。しかしチリメンジワなどの細かいシワの解消には、大きな効果を発揮します。また皮膚の薄い場所に使うこともできます。

 下の写真は活性ヒアルロン酸の使用例です。

Photo
(使用前)

Photo_2
(使用後)

 活性ヒアルロン酸は1回注入すると半年〜1年は効果が持続します。しかし最初の注入から1〜2ヶ月後に2回目の注入を行うと、効果が倍増することがわかっています。

 またお肌全体の若返りを狙うのであれば、ジュビダームのようなクロスリンクされたヒアルロン酸と併用すると、大きな効果が得られます。ジュビダームはタルミや大きなシワの解消に効果があり、活性ヒアルロン酸は細かいシワの解消に効果があるため、お互いに効果を補い合えるからです。

 コムロ美容形成クリニックでは2010年夏頃から活性ヒアルロン酸を導入していますが、これまでにも高い効果が得られています。特にジュビダームと併用した場合には、お客さまの満足度が高いようです。

 小ジワが気になる方は、ぜひ一度ご相談ください。


posted by コムロ美容外科 at 16:00 | 若返り(しわ、たるみ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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