2012年04月24日

鼻翼挙上術(鼻の穴が大きく見える人におすすめ)

前回は鼻翼が横に張り出しているケースの修正術を紹介しましたが、今回は正面から見たときの鼻の穴の大きさが、なぜか大きく見えてしまうケースの施術をご紹介します。

前回も述べたように、日本人の鼻の穴は決して大きくありません。鼻の穴が大きく見えている場合でも、鼻の穴そのものが大きいケースは少ないのです。日本人の場合、鼻の穴が大きく見えるのは、鼻翼の位置に問題があるケースがほとんどです。鼻翼の位置が通常よりも下に来ているため、正面から見たときの鼻の穴が大きく見えてしまうのです。

このようなケースで鼻柱の長さが十分にある場合には、「鼻翼挙上術」を行います。施術の内容は以下の通りです。

Step1
まず鼻翼の付け根のラインから、1〜2mmだけ上の部分を切開し、鼻翼を付け根の部分から切り離すと共に、鼻翼の組織の一部を切除します。

Fig2-1.jpg

Step2
切り離した鼻翼をフックで持ち上げて保持しながら、頬側の底面部分に加工を加えます。具体的には、組織の一部を水平方向に紡錘状に切除し、切除したラインを縫合します。こうすることで底面部分の上下方向の長さが短くなります。

Fig2-2.jpg

Step3
短くなった底面部分に合わせて、鼻翼を底面に縫合します。これによって鼻翼の端が上に移動するわけです。

Fig2-3.jpg

麻酔は部分麻酔、施術後はその日のうちにお帰りいただけます。

この施術で重要なポイントになるのが、手術跡をいかにして目立たせないようにするかです。鼻翼を切開する時に、付け根のラインから0.1〜0.2mmだけずらしていますが、これが傷痕を残さないコツです。

付け根のラインに沿って切開を行うと、傷の治りが悪く、縫合跡がデコボコになることが少なくありません。これに対して付け根のラインを外して切開を行うと、縫合後の治りが早く、手術跡がほとんどわからなくなります。なお鼻柱が短い場合には「鼻中隔延長術」を同時に行います。

この施術は「一般的な鼻翼縮小術」に比べて複雑で難しいため、対応できるクリニックは限られてきます。十分な経験を持つドクターを選択することをお薦めします。



posted by コムロ美容外科 at 16:00 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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