2014年02月25日

上眼瞼(前編)〜「Dr.コムロのビューティ・美・トーク」2014年2月放送内容から

2014年2月に放送された「Dr.コムロのビューティ・美・トーク」の内容をお届けします。今回のテーマは「上眼瞼」です。上まぶたの手術は二重だけではなく、実はいろいろとあるのです。

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夏目:みなさんこんにちは。パーソナリティの夏目愛です。「Dr.コムロのビューティ・美・トーク」の時間がやってきました。前回の放送では下眼瞼についてでしたが、今回は上眼瞼についてお話を伺っていきたいと思います。先生をご紹介しましょう。コムロ美容外科 大分院院長、小室好一先生です。先生、よろしくお願いします。

コムロ:よろしくお願いします。

夏目:今回は上眼瞼ということですが、上眼瞼といいますとやはり、二重まぶたの手術のイメージを持たれている方が多いと思います。

コムロ:確かにそれも代表的な施術の1つです。

夏目:他にはどういったものがありますか。

コムロ:それではこちらのフリップを見ていただきましょう。

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コムロ:上眼瞼手術にはこれだけの種類があります。まず皆さんがよくご存じなのは、二重まぶたを作る重瞼埋没法だと思います。2番目は、40歳以上になると上眼瞼がだんだん垂れてきますが、そのたるみをとる手術です。3番目は、上眼瞼の脂肪が小さくなって窪んでしまう症状を改善する手術です。4番目は目元の手術です。目の幅が小さいと顔が大きく見えやすいので、目の幅を広げるのですが、その方法が2種類あります。目頭と目尻を切開する方法です。そして5番目が眼瞼下垂です。これは最近クローズアップされることが多いので、今回はこれも詳細に説明します。

夏目:目つきひとつで人の顔の印象はだいぶ変わりますからね。それでは先生、上眼瞼についての詳しいお話、教えてください。

コムロ:それではまず重瞼埋没法からご説明しましょう。一般的に行われる方法としては、切開しないクイック法と、1cm弱くらい切って二重にする小切開があります。

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コムロ:まずクイック法ですが、これは奥二重の方のための手術であり、元々の目の形を活かして、一部を糸で固定するという方法です。しかし目が一重で腫れぼったい人の場合には、切開してあげないと、糸をかけてもゆるんだり切れたりして、元に戻ってしまいます。ここでホワイトボードを使って、手術の方法を説明しましょう。

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コムロ:まず目を閉じた状態で、好みの二重のラインを決めていただきます。この点線が二重のラインだとします。このラインとまつげのラインまでの幅を、重瞼幅といいます。二重の幅ですね。それでは糸をどうかけるかというと、まず目尻側から皮膚の下を通して、目頭側でいったん外に出します。

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コムロ:そしてもう一度同じ針穴から糸を入れて、まぶたにある瞼板という軟骨に糸をかけて、目尻側に最初に糸を入れたところから糸を出します。こうすると最初に糸を入れたところから2本の糸が出ることになりますが、この2本を引っ張ると目頭側の糸が中に入り込んできます。そこでこの2本を縛ります。

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コムロ:ただし、あまり縛りすぎると目を閉じたときに、糸の部分がポコンと飛び出してしまうので、縛る回数は3〜4回くらいにします。縛り方は玉結びで、それを皮膚の下に入れてしまいます。そのため埋没法というわけです。

夏目:埋めるということですね。

コムロ:しかし下に埋没しても、皮膚にハリのある人やまぶたが腫れぼったい方は、糸がナイロンなのでゆるんできます。それが取れてしまうとまぶたの中に糸が残ってしまいます。そこでまた糸をかけてしまうと、また同じことが起こりかねません。それを避けるためには、この部分(二重ラインの中央部分)を1cm弱切開し、二重ラインとまつげラインの間の組織を取り去るという方法があります。

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コムロ:ここの組織を取ることで、残った組織に癒着を発生させます。癒着というのは、組織同士がくっつくことです。いったん癒着すると離れてしまうことはありません。この方法であれば二重の状態が残りやすくなります。今ではこの方法が、全体の8割を占めています。

夏目:小切開の方がメジャーになっているということですね。

コムロ:そうです。埋没法(クイック法)では目を閉じた時に、どうしても糸の跡がポコンと出てしまいます。東京ではタレントの方の施術をすることも多いのですが、埋没法は一切やっておりません。

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コムロ:次にこちらをご覧ください。加齢と共に上まぶたはだんだんとたるんで下がってきますが、そうなると視野が狭くなります。そこで行うのが上眼瞼切開です。多くの場合、上の方のように目尻側がたるみやすいので、目尻側の皮膚を多めに取り去り、二重まぶたを作ります。これですっきりとした二重まぶたができあがります。

夏目:きりっとしましたね。

コムロ:下の方は一重まぶたですが、中央が施術直後です。ご覧のように施術直後でもあまり腫れていません。右側は術後1ヶ月です。

夏目:自然な感じですね。

コムロ:目元が若々しくなるので、お顔全体が明るい雰囲気になります。

夏目:お肌もそうですが、目の上が垂れてくると、顔の印象は変わりますよね。

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コムロ:こちらの症例は、上まぶたが凹んでいる状態です。上まぶたには脂肪がありますが、脂肪細胞がだんだん小さくなると、このような凹みが生じます。

夏目:なんだか目元が暗い感じですし、眠そうにも見えますね。

コムロ:このような方で二重の方は、二重ラインが後退し、ラインが不鮮明になってしまいます。若い頃ははっきりとしていた二重まぶたが、まぶたが凹むことでラインが薄くなってしまうのです。しかしまぶたに脂肪を入れることで、この状態は改善できます。脂肪を入れることでまぶたがふっくらして、二重もはっきりします。

夏目:ぜんぜん違いますね。一気に若返ったように見えます。

コムロ:脂肪注入の際には脂肪だけを入れるのではなく、ご自身の血小板も一緒に入れることで、定着率がさらに上がります。この方法なら、一度入れた脂肪が徐々に減っていって元に戻る、といったことはありません。

(次回に続きます)


posted by コムロ美容外科 at 16:00 | メディア出演 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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