2014年08月26日

ピュアグラフト豊胸術

 前回「第6回 臨床形成皮膚医会」で講演をした話をしましたが、今回はそこで少しだけ触れた「ピュアグラフト豊胸術」について、簡単に説明したいと思います。

 豊胸術は大きく分けて、人工乳腺、脂肪注入、ヒアルロン酸注入の3種類があり、ここ数年は脂肪注入が主流になっています。その最大の理由は、脂肪細胞の定着率向上が挙げられます。例えばコムロ美容外科では7年程前から、PRP(血小板血漿)を脂肪と混ぜて注入する方法によって、定着率の飛躍的な向上を実現しています。ピュアグラフト豊胸術は、この脂肪注入の新たな施術方法です。

 その最大の特徴は、脂肪組織に含まれる不純物を取り除いてから注入する点にあります。実は脂肪吸引で採取した脂肪組織には、血液や死活細胞(活動していない細胞)、老化細胞、麻酔薬等、様々な不純物が含まれています。このままの状態で脂肪注入を行うと、しこりが生じやすくなり、定着率も低下してしまいます。ピュアグラフトはこの問題を解決するために開発された施術方法なのです。

 ピュアグラフト豊胸術では、患者さまから吸引した脂肪組織をまず、「ピュアグラフト」と呼ばれる器具に入れます。この器具には2種類のフィルターが組み込まれています。1つ目のフィルターで細胞と体液を分け、細胞のみを次のフィルターに渡します。そして2つ目のフィルターで脂肪細胞のみを取り出します。このように二重に濾過することで、不純物が取り除かれた、ほぼ純粋な脂肪細胞を得ることができるのです。しかも脂肪細胞を傷のついていない状態で取り出すことができ、生着率向上に欠かせない幹細胞も、きちんと残っています。

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 ピュアグラフト豊胸術はすでに複数のクリニックで実施されていますが、コムロ美容外科ではさらに「プラスアルファ」の工夫をしています。それはPRPを混ぜて注入するということです。これによって定着率が、さらに向上するのです。

 このように豊胸術は、時代と共に進化を続けています。もちろんそのポテンシャルを引き出せるか否かは、施術を行うドクターの腕にかかっていることは、言うまでもありません。

 豊胸を考えているのであれば、ぜひ一度コムロ美容外科にご相談ください。
posted by コムロ美容外科 at 16:00 | バスト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする